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10日 11月 2021
湯呑の割れ・ヒビの修復。真鍮粉仕上げ。 縁の部分が割れてしまった小ぶりな湯呑をお預かりしました。 割れの他にも、破損箇所から高台へ向かってヒビが入っていたため 漆で埋め、飲み物が漏れないようにしています。 深い海のような少し濁った青が 浮かび上がったような真鍮のいろに寄り添ってくれました。
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10日 11月 2021
首の部分が割れてしまったアヒルの置物。 麦漆で接着し、金消粉で仕上げました。 3羽セットで保管されていたというこの置物。 壊れてしまった1羽は、無事に直って2羽の元へ帰っていきました。 想いは人から物へ、そして物からまた別の人へ繋がり膨らんでいくのだと この置物に纏わるお話を聞いて心が温かくなりました。...

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16日 9月 2021
縁のほつれを修復。真鍮粉仕上げ。 鮮やかなブルーが目を引くカップをお預かりました。 欠片も一緒にお預かりしていたのですが、 今回は使わずに錆漆で欠け全体を埋め、仕上げに真鍮粉を蒔きました。 まるで照らされた海のような美しいカップは真鍮の金と相性がとても良く、 お直しした箇所が器の良いアクセントとなる仕上がりとなりました。...
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11日 9月 2021
表面のザラザラとした質感が心地よい、市岡泰さんのマグカップをお預かりしました。 今回はヒビの修復。仕上げは真鍮粉です。 少しくすんだ金色が白黒のシックなデザインに馴染む仕上がりとなりました。 依頼人は、大学進学を機に地元を離れたという可愛らしい大学生女の子。 コロナ禍での引っ越しや思い描いていたものとは異なる大学生活を...

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26日 8月 2021
オーストラリアの陶器メーカー・〈グムンドナー〉のマグカップ。 バラバラになってしまった取手を麦漆で接着し、中塗り。 真鍮粉を蒔いて仕上げています。
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16日 8月 2021
オーストラリアの陶器メーカー・〈グムンドナー陶器〉のうつわ。 手作業で描かれた青と緑の模様は味があり、 ガラス質の絵の具による光沢がとても美しいです。 ヒビが入ってしまったお皿の修復をご依頼いただきました。 ヒビを漆で埋め、表面の仕上げは真鍮粉で。 真鍮の少しくすんだ金色は白磁にもよく合います。

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11日 8月 2021
バラバラになってしまったマグカップの取手。 麦漆で接着し、中塗りをしたあと 真鍮粉を蒔いています。 縁のほつれも同様に真鍮粉で仕上げました。
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11日 8月 2021
マグカップの縁のほつれ。 錆漆で欠けを埋め、黒呂漆を塗っては研ぎ 仕上げに真鍮粉を蒔きました。 磨かれた真鍮の金色は カップ内側の紺色によく映えます。

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18日 6月 2021
磁土の白さが美しいカフェオレボウルの修復をご依頼いただきました。 高台の割れを麦漆で接着し、黒呂漆で中塗り。 研いでは塗りを繰り返し、最後は真鍮粉で仕上げました。
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18日 6月 2021
質感に温かみを感じる黒の豆皿。 縁の欠けを錆漆で埋め、黒呂漆で中塗り。 研いでは塗りを繰り返し、最後は銀消粉で仕上げました。

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