“金継ぎ”とは、器の割れや欠け、ヒビを本漆を用いて繕う
日本の伝統的な修復方法です。
割れたり欠けたりした部分を漆でつなぎ、
金や銀、真鍮などの金属粉を蒔いて仕上げます。
(色漆で仕上げることもあります)
お直しをご依頼いただく器は、決して高価なものばかりではありません。
「長い間使っていたが不注意で割れてしまった」
「地元から出るときに友人がプレゼントしてくれたが、いつの間にか欠けていた」
など、各々の思い出が詰まった器が多いです。
そんな器たちを割れる前よりも、さらに思い入れのある
価値のあるものを繕い、より長く使っていただくお手伝いがしたいと思っています。